初めてのセクションRetreat(旅行)

Harvard Eye Catch

今週はセクションでの旅行で金、土、日とVermontのWest Doverへ行ってきた。金曜日はチームアクティビティと夜のパーティ、土曜日はボードゲーム(カタン等)とゲーム(マフィア:「汝は人狼なりや」のようなゲーム)をして、夜はパーティ。夜のパーティでは初めての Beer Pong(通称ビアポン。ピンポンを使ったゲームで、負けると飲むといういわゆる飲み会遊び)やKeg Stand(ビールの樽からホースを出して、それを口に入れて、宙釣り状態で飲むというなかなかいかれた宴会芸)を体験するなど、セクションメイトとの仲を深められると同時に、こちらの遊びやカルチャーが学べた旅行だった。

HBSが始まって6週間。今回のセクション旅行をきっかけにセクションの中での居心地がだいぶ良くなった気がする。93名の大部分とは話す時間ができて、お互いのキャラクターが少しずつわかってきた。まだまだ英語やカルチャーの面で自分の納得いくようなコミュニケーションはできていないけれど、今のレベルまで来ることができたのは下記の点を意識してきたことかな、と思う。

  1. 常にEnergeticかつ笑顔で
    やはり言語の問題が結構な壁。いまだに日常会話では70%くらいしか聞き取れない時もあり、会話の文脈がわからなくて、うまく入れない。こちらから話題を振る時も、相手が何に関心があるのかがわからず、こちらもその関心に対して出せる弾が少なく、もどかしい。良い話題を選べたとしても、自分の言いたいことをうまく言語化できないのももどかしい。こうしたハードルがあると、どうしてもコミュニケーションをすることにエネルギーが必要になるが、疲れた顔をしていても仕方がないので、Energeticかつ笑顔を絶やさず、話しやすい人であるようにしている。そうすることによって、みんなが話しかけてくれるようになるし、こちらからも話しかけやすくなるので、より仲良くなりやすくなっていると思う。
  2. ノンバーバルな機会を活かすこと
    言葉の壁があっても、ノンバーバルな活動であればそれは障害にならない。例えば今回の旅行では、ボードゲームやBeer Pong、Keg Stand、クラブでのダンスなど、言葉のそこまでいらない遊びに積極的に入っていった。また、”National Identity”というお題のパーティだったので、日本のハッピを着ていった。こうしたいわゆる共通の遊びを体験することは、「仲間になろうとしている」というメッセージを出すことになると思うので、これはとても大事。こういった活動をすることで、向こうもこちらをいじりやすくなるし、いじってもらえればこちらも返しやすくなる。そうやってコミュニケーションが広がっていくため、まずはノンバーバルな機会で目立ち、いじられることが大事なのではないかと思う。
  3. 一人ずつ攻略していくこと
    これは日本でもそうだが、やはり本当に仲良くなろうとしたら1対1か、2対2くらいのコミュニケーションが効果的。集団で話しているとどうしても共通の話題を探すことになり、そうすると浅い会話になってしまう。それが早い段階でわかったからこそ、こちらに来てからインターナショナルを中心にして、一人ずつと深い話をするようにしている。こちらから深い話を出すと向こうも深い話で返してくれたりして、そうするとお互いに一定以上の信頼関係が生まれたという安心感が生まれる。今回のセクション旅行でも数人とはそういうやり取りができて、セクションにいる時間がとても楽になった。こちらがある程度仲良くなれそうと思っている人は向こうもそう思ってくれている可能性が高いので、戦略的に狙った人と仲良くなっていくのはおすすめ。

そうはいっても、特に英語の面でコミュニケーション能力について課題が多いのが現状。毎日定期的にこちらのドラマを見て、カルチャーや言い回しを学び、1学期が終わるまでには、より状況を改善させたいと思う。

投稿者: aki

アキ。東京での勤務の後、ハーバードビジネススクール(HBS)へ留学しました。卒業後は、医療の世界で働いています。現在シドニー在住。ご連絡はTwitterまで。

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