フライトの遅延・キャンセルとなった場合の対応について

12/26から1/15までペルーとアルゼンチンを妻と3週間ほど旅行していました(Boston -> Lima -> Cusco -> Machu Picchu -> Buenos Aires -> Iguazu -> El Calafate -> El Chalten -> Ushuaia -> Buenos Aires -> Boston)。今回の旅行ではフライトの遅延やキャンセルが頻発し、特にLATAM航空には計2泊も空港近くで余分な宿泊をさせられました。僕の人生で、フライトに関するトラブルの数もたまってきて、悲しいことですが空港近くの宿泊もこれで3回目で、そろそろ慣れてきたので対応のコツをまとめてみます。

今回出くわした遅延・フライトキャンセル

LATAM at Buenos Aires (AEP) – ブエノスアイレスからイグアスまで行く際に、前日にストライキがあったらしく、100人を超える乗客が待つ中でカウンターを2つ程度しか開けず、チェックインカウンターの前で2時間待つことに。乗客は不満続出で、夏休み中の晴天のディズニーランドのスプラッシュマウンテンくらいの列に。出発直前だから優先してくれと交渉してようやくチェックイン。当然飛行機は1時間ほど遅延。

Aerolineas Argentinas at Iguazu (IGR) – イグアスからブエノスアイレス経由でエルカラファテへ行く際に、イグアスからブエノスアイレスまでの便が霧の理由で2-3時間遅れることに。ただ、アルゼンチン航空側の配慮もあり(接続便もその分遅らせてくれた)、ブエノスアイレスでの乗り継ぎはスムーズでエルカラファテへはその日のうちに到着できた。

LATAM at El Calafate (FTE) – エルカラファテからウシュアイアへ行く際に、LATAM航空による謎の予定変更で飛行機の出発が4時間遅れることに。おかげで1日しか予定していなかったウシュアイアでの滞在時間が減った。

LATAM at Lima (LIM) – 23:40発予定のニューヨーク行きの飛行機に乗客が全員乗り込んだ後、1時間ほど飛ばず、どうしたのかと思っていた矢先に突然のキャンセルに。夜の便であったため、次の便は翌日13時になるということで、1晩空港近くのホテルで泊まることに。航空会社側のオペレーションが最悪で、混乱する乗客に「分かり次第情報を出します」と、結局空港で2時間程度待たされた挙句、ホテルへの輸送、ホテルでのチェックインも時間がかなりかかり、結局チェックインできたのは朝の4時。おまけに、ニューヨークからボストンまでの代替便として提示されたのがニューヨークでさらに1泊する必要のある翌々朝の便で、ますます憤慨。

LATAM at Lima (LIM) – さらなる余計な宿泊は避けたかったため個別でリサーチしたところ、翌日13時にリマ発の便が定刻通りに飛べばデルタのニューヨーク->ボストンの最終便に接続でき、当日中にボストンに帰れる可能性を見つけ、そのデルタのフライトを予約(ニューヨークJFKにて2時間の接続時間)。LATAM空港側で手配されたニューヨーク->ボストン便は後ほど返金してもらことを前提に。しかし、代替便にもまさかの2時間の遅れが生じ、ニューヨークでのデルタ便への接続が不可能に。結局ニューヨークでさらにもう1泊することに。当然購入したデルタ便のチケット代(2人で約250USD)も無駄に・・・。この時のJFKでのLATAM航空によるホテル手配のオペレーションも段取りが非常に悪く、空港で1時間以上待たされた上、ホテルの部屋に着いたのは24時過ぎの状況。結局、リマとニューヨークの空港近くのホテルでそれぞれ1泊してから帰国することになった。

予約時に気をつけること

    • 定時発着率が低い航空会社が定時出発する前提で予定を組まない
      FlightStatsのランキングは一つの指標になります。LATAM航空は定時発着率が80%と低い航空会社です。1/5の確率で遅れることを前提にして旅行を計画した方が良いです。特に旅行シーズンの夏には2時間は遅れる可能性があると想定した方が良いと思います。そもそもそういう航空会社を選ばないのも一つの手ですが、チリ、ペルーあたりですとLATAM便に乗らないと選択肢がかなり限られますので、選ばざるを得ないケースが多いかもしれません。
    • 乗り換え回数をできるだけ1回に押さえる
      基本ですが、乗り換え回数が多くなれば多くなるほど遅れた時の対応が面倒になります。特に夜に出発するフライトですと、次の便が翌日となり、翌日以降の予定に影響が出ます。南米はアジア、北米、欧州ほど遅延が起きた際に他に選べる移動手段が多くないので、乗り換えはできるだけ少なくしましょう。KayakやTripAdvisorで価格比較をする際に、乗り継ぎ回数でもフィルターがかけられます。$100-$200程度の航空券価格の違いであれば、遅延やキャンセルが起きれば無駄になったホテル代などですぐに吹き飛んでしまうことを考慮に入れましょう。
    • 遅延、キャンセルが起きやすい時期を知る
      例えば冬のヒースローの積雪、夏のイグアスの霧や大雨など、天候の状況でフライトの遅れが起きやすい時期があります。それらの時期に旅行する際には、リスクを織り込んで考えるか、もし可能であれば違うトランジット先を探すとリスクを減らせます。

遅延やキャンセルが起きた場合

    • コンスタントに従業員へ話をして、最新情報を得ること
      遅延が起きた際には従業員に乗客が殺到します。いつ出発するのか、代替便の手配はあるのか、など。なるべく早く動いて情報を得ましょう。そして、定期的に最新の状況を聞きましょう。たいていの場合、ある程度時間が経ってから航空会社側も対応方針を決めるため、一番最初の時点で従業員が情報を持っていなくても、彼らの中で情報がアップデートされていきます。アップデートに関してはアナウンスが必ずしもあるわけではないので、定期的に聞きましょう(30分または1時間ごと、など)。早く動けば、乗り継ぎ便の確保やチケットの再発行がそれだけスムーズにできます。
    • 仲間を作ること
      同じようにフライトの遅延やキャンセルの影響を受けた乗客がいるはずです。特に行き先が同じ仲間は貴重。彼らと話をして、彼らに自分の持っている情報を提供しましょう。お返しにではないですが、彼らも最新情報を得た時に教えてくれることがあり、助かります。実際に僕らはイグアスの空港にて、いつ頃からチケット再発行が始まるか、乗り継ぎ便が何時になりそうか、という最新情報を教えてもらえ、チケットの再発行がかなりスムーズにできました。
    • 代替案をこちらで用意して、個別に提示すること
      特にフライトの遅れやキャンセルのために代替便が翌日になった場合ですが、航空会社側は行き先に応じて顧客をまとめていて、対応を一括に行ないます。すると、本来では個々人にとってはより望ましい代替便・ルートでの席が数席空いていたとしても、その数よりも対応しなければならない乗客の数が多い場合、航空会社はそのルートでないルートを確保しようとします。結果として、代替便が翌日の午後以降になることも多いです。具体例としては、僕らがリマにて突然のフライトキャンセルにあった際、その曜日で飛ぶボストン行きの便を調べたところ、リマ->ニューヨーク->ボストンの場合だとリマとニューヨークで宿泊する必要がありましたが、リマ->マイアミ->ボストンですとリマのみの宿泊で済むルートがありました。後者だと今回は1席しか空きがなかったのでそちらのルートではいけませんでしたが、こちらにとってより都合の良い代替案をこちらから提示した後で初めて向こうが検討してくれました。ただし、こちらは時間がかかる個別のプロセスなので、他の乗客と離れたカウンターで行うのが良いと思います。
    • トランジットホテルに向かうバスにはなるべく前に座ること
      団体でのホテルでのチェックインとなる場合、チェックインが非常に混み、時間がかかることが多いです。やや利己主義ですが、もし子供と共に旅行しているなどの場合、なるべく早くチェックインできるようバスの前に座っていた方が、ホテルのカウンターで待つ時間を減らすことができます。
    • 朝食代だけでなく、夕飯や昼食代もときには請求できます
      航空会社側に本来義務はありませんが、強く要求することで得られる場合があります。必要であれば、リクエストした方が良いと思います。

フライトのキャンセルや遅れは頻繁に飛ぶ人にとっては避けられないと思いますが、リスクは予約時に減らすことができ、遅延やキャンセルが起きた際には上記のポイントに注意して行動することによって、ストレスを少しでも減らすことができます。良い旅を!

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