HBS Japan Trekの情報発信・決済で利用したツール

Harvard Eye Catch

インバウンドの増加により、ツアー運営者にとって日本のホテルがどんどん予約を取りにくくなっている。今年の運営では伊勢志摩サミットの時期と重なったこともあり、特に名古屋がホテルを取ることが難しかったが、名古屋のオプションが少ないのは今年も同じようだ。100人規模で来年の春に開催するならば、今年中にはホテルを予約したいところ。

さて、今回は集客ツールの話をしたい。今年のJapan Trekでは、情報発信チャネルとしてFacebookを、申し込みや振込管理としてはWeTravelというツールを用いた。こちらは友人のZakyが共同創業者となって一昨年ローンチしたサービスで、簡単に旅程情報を含めたページが作成できるので、特に集客時に役立った。他のトレックではPayPalで友人宛として振り込む方法や、Tiltを用いる方法が採用されていたが、PayPalは別途シートを作って参加者を管理しなければいけず、Tiltでは旅程に関する情報を伝えにくいという問題点がTrek管理ではあるので、その点はWeTravelの方がワンストップでできる点が優れている。一方、WeTravelは決済プラットフォームとしてはStripeを使っているのだが、こちらは銀行振込だと入金や返金に週単位の時間がかかり、「まだ返金されていないのだけれど」という問い合わせが入るなどして、決済プラットフォームとしてはPayPalやTiltの方が優れているように思えた。もう一つの候補としてEventbriteがあるが、こちらは手数料がかかり、Trekの金額だとばかにならない金額となるので避けた方が良い。(Paypal、Tiltはやり方によって無料にでき、WeTravelはもともと無料だ。)

一長一短ではあるが、WeTravelはTrekを企画するならば検討の余地があるツールだ。僕らが120人で試して普通に使えたので、一応テスト済みだ。

※ Kelloggの例

また、資産を残すという観点では、WordPressなどのブログサービスでサイトを作って例年引き継いでいくというやり方もあるが、そちらはお好みで。

ご参考まで。

 

投稿者: aki

アキ。東京での勤務の後、ハーバードビジネススクール(HBS)へ留学しました。卒業後は、医療の世界で働いています。現在シドニー在住。ご連絡はTwitterまで。

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