ハーバードビジネススクール(HBS)を卒業した後の海外での日々。資産運用、マーケティング、MBA、海外生活など。

ハーバードMBA、その後

資産形成・資産運用

2019年11月の株式取引まとめとポートフォリオ

投稿日:

11月の株式取引とポートフォリオをまとめてみました。今月はかなり保有している銘柄を利確して、リストラを行いました。

運用方針はこちらです: 投資についての方針

日本株

ソフトバンクグループ(9984)を新規購入

ソフトバンクグループIR資料のページより

中国のEC最大手のアリババは競争力があり、ECの伸びが著しい中国という魅力的な市場でビジネスをしていると考えています。将来性を評価した時、アリババ株をディスカウントされた価格で購入できることからソフトバンクグループを購入しました。

ソフトバンクグループの株は資産価値に対してかなり低く評価されていますが、アリババ株だけで十分価値があります。

ソフトバンク株もヤフー・ソフトバンクと安定してキャッシュを稼げる事業ですので、極端な話、その他のスプリント、アーム、ソフトバンクビジョン・ファンドの価値を0と評価したとしても、今の価格は安いと考えます。

加えて、今後、スプリントとTモバイルが合併し、ソフトバンクグループからスプリントが抜けることで負債額が削減できること、WeWorkの再建が計画通りいき、きちんとキャッシュを埋めるようになること、が株価に良い影響を与える可能性があるため(時価評価で営業利益がよく見える可能性がある)、その時点で今の低い評価が修正される可能性があるとみます。

一方、僕はビジョンファンドのOYOのビジネスモデルはかなり怪しいとみており、加えてビジョンファンドのUber、Slackも株価が軟調に推移しているので、ビジョンファンド関連での損失が近いうちに出てくると予想しています。

孫さんのことだから決算ではまとめて赤字をドバッと出すか、あるいはまたアリババ株売却で利益を出して誤魔化すかと思いますが、いずれにせよ短期的にはどちらに株価が動くか読みにくいです。

本当はビジョンファンドやめて、アリババ株売却して、解散してくれるのが一番投資家のためになるのですが。。アリババを買うつもりで買い増すことを今後も検討します。

三菱商事、三井住友ファイナンシャルグループをキープ

三菱商事も三井住友ファイナンシャルも高配当株として、2019年8月に購入して配当収入目的で保有しています。配当目的の株は、下記の3つの基準で選定しています。

  • 税引き後に約4%の配当収益があること
  • 配当性向が50%未満で増配余地が大きい、または本業の成長が見込めること
  • 純資産の割に株価が安く、下落余地が少ないこと

11月の発表では、三菱商事は増配を発表(125円から132円へ)、三井住友ファイナンシャルは180円で予定通りの配当。

購入価格配当予定配当性向税引き前配当利回り税引き後
三菱商事278813233.6%4.73%3.93%
三井住友383718034.6%4.69%3.83%

どちらの株もまだ配当性向が30%代前半と余裕があります。また、どちらの株も持ち合い株の含み益をかなり抱えているので、それらを吐き出すことで利益水準を少なくともここ数年は一定以上にキープできると考えています。

このまま安定的に配当を少しずつ増えることを期待しています。

株価が調整して税引き後利回りが5%近くになりそうでしたら買い増しを検討します。

J-Reitはいちごリート、星野リゾート、大江戸温泉物語を売却

J-Reitは配当目的でかなり前に購入しました。ホテル系はインバウンドの伸びを予想して、大江戸温泉物語、いちごリート、星野リゾートを保有していました。

J-Reitを購入した時には明確なルールなしに購入していました。大江戸温泉物語、いちごリートは割安度を考慮して購入したのでそれなりの含み益が出ました。星野リゾートは配当の伸びを期待して購入したので、ほぼトントンです。

価格が高値圏にあること、ホテル系の競争が激しくなっており、増配の余地が狭まっていると考えるため、いちごリート、星野リゾートを売却し、来期が減益予想となっている大江戸温泉も売却しました。

ホテル系REITについては、こちらで説明しています →いちごホテルリートで学ぶ、損しないためのホテル主体型REITの選び方

GLPは稼働率が高水準で推移している点、料金を契約更新のたびに上げることができている点、さらに利率を抑えられて支払い利息を減らせ、分配金を今後数%ずつ上昇できると判断し、継続保有する予定です。配当が安定しているので債権みたいなものです。

購入価格配当予定税引き後配当利回り判断
いちごリート10,77757,8545.8%売却
大江戸温泉86,5404,7704.4%売却
星野リゾート562,70026,0843.7%売却
GLP114,8005,4593.8%
カナディアンソーラー101,0687,3005.8%

カナディアンソーラーインフラ投資法人(9284)は固定価格買取制度があるため、価格が安定していると考えており、債券のつもりで保有するつもりでいます。

インフラファンドについてはこちら →「インフラファンド(太陽光発電)は債権として優秀な投資先

タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)の方が、減価償却費頼りでないぶん、太陽光発電銘柄としては優秀だと思いますが、利回りの高さでカナディアンソーラーを選んでいます。

日経平均連動ETFはキープ

日経225連動型上場投資信託 (1321)はおそらく買い増しを今後行いませんが、持ち続けると思います。

米国株

S&P500 (VOO)を追加購入

高値圏にあるということは承知していますが、定期購入する自分のルールにしたがって追加購入しています。月に5-10株ずつ購入予定です。

VOOについてはこちら→ S&P500連動ETF (SPY/IVV/VOO)はいつ買えば良いか

J&J(JNJ)を追加購入

J&Jは安定して成長できる地盤があり、訴訟のリスクはありつつも、そのおかげで割安だと考えています。

そう考える根拠はこちらになります--【株式分析】J&J (JNJ-ジョンソン・エンド・ジョンソン)配当貴族の有名銘柄

継続して購入していきたいと考えています。

Altria (MO)を新規購入

タバコ銘柄です。不況時でも安定したキャッシュフローが見込めることから、ディフェンシブ銘柄として購入しました。

オーストラリア株

ASX300(VAS)を追加購入

オーストラリア株も粛々とASX300 (オーストラリア版のS&P500のような指標)連動投資信託を定期的に購入しています。月に200株程度定期購入予定。

ASX300についてはこちら→高配当なオーストラリア株をポートフォリオのスパイスに

その他外国株

ロシア株 (1324)は割安のまま放置されていると考えているので、キープしています。

IEMG(新興国株のETF)、FXI(中国大型株のETF)は売却し、売却額をVOOに割り振りました。

全世界的に米国株式と新興国株式との連動性が高まっていること、米国S&P500の方が競争力が高い企業が多く、世界経済の成長から利益を得やすいと判断したこと、中国は債務状況がやや心配になってきたこと、が理由です。

11月の配当金

GLPグループから11,463円の配当を受け取りました。嬉しい。

11月終わりのポートフォリオ

2019年11月のポートフォリオ
2019年11月のポートフォリオ

2019年11月終わりのポートフォリオは上記です。

インデックス投資割合(日本、ロシア、S&P500、ASX300)が26%です。

日本の個別株は42%(日経225を入れると51%)と結構多めです。

そのうちの半分(全体の中で21%)を占めるカナディアンソーラとREITのGLPは、今後景気がどうなっても配当が入り続けるという点で僕の中では債権扱いです。

日本の個別株の残り(全体の中で21%)を占める三菱商事、三井住友FGは高配当と割安だったために購入し、ソフトバンクグループは割安株投資です。日本株は成長余地が乏しい株が多いため、大きな損をしない株を選んでいます。

アメリカの個別銘柄は21%。ヘルスケアとタバコという、こちらも景気に左右されにくいディフェンシブな銘柄に投資をしています。

最後の残り11%はオーストラリアの個別株です。比較的値動きが安定しており、配当も良いTelstra(最大手の通信会社)とREITに投資をしています。

現在の株式市場はやや割高にあると考えているため、ポートフォリオは全体的に、REIT、ヘルスケア・タバコ、割安高配当株、とかなりディフェンシブに組んでます。

現金

現在の株価が調整した時に備え、現金比率を高めに持っています。オーストラリアは短期の定期預金でもまだ利率が1.5%程度はつくため、そこで運用して機を待っています。

まとめ

  • 11月はポートフォリオのリストラを行い、かなり利確しました
  • ポートフォリオは、日本の割安株、REIT、ヘルスケア・タバコ株多め、とかなりディフェンシブに組んでます
  • 価格の調整が入った時に購入できるよう、手元の現金多めに持っています
  • 割高だと感じていても、インデックスの定期、定額の積み立ては続けていく予定です

みなさま、良い投資を!

この記事で何か学びや気づきがあったならば、下のボタンを押して投票していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ

-資産形成・資産運用

Copyright© ハーバードMBA、その後 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.