GMATは大きく分けてVerbal、Math、Integrated Reasoning (IR)、Analytical Writing Assessment (AWA) の4つのパートに分かれます。
VerbalとMathの点数から算出されるスコアで、米国のトップスクールではだいたい700以上あると足切りには引っかからないと言われています。ただ、スコアは年々上昇傾向にあり、HBSを始めとするトップスルールではClass of 2017の合格者平均が730前後であることから、トップスクールを目指すためには720以上を目指したいところです。
目次
Verbal
VerbalはReading Comprehension(RC)、Critical Reasoning (CR)、Sentence Correction (SC)の3つの種類の問題から構成されています。
RCは読解問題ですので、単語力を強化し、多読して読む速度を上げれば対策できます。3800を用いて単語力を強化しましょう。多読用の読み物としてはEconomistやWall Street Journalは難度がそれなりにあり、オススメです。
CRについてはいくつかのパターンがあるので、Official Guidebook (OG)とPrep2回分の問題を3週ほどするとだいたいのパターンがわかり、正答率が上がると思います。
SCはGMATに特殊な文法の問題があるため、Y.E.S.や濱口塾等のスクールに通うのが効率的かと思います。SCに関してはOGのみで対策される方もいますが、基礎から教えてくれるという点で、YESの文法コースとSCコースを併用したのは私にとっては良かったです。
Math
数学は難易度自体は中学、高校レベルの問題であり、大学受験で数学を使った人であれば、OGとGMAT Prep 2回を解き、復習をすれば満点近くが取れる試験です。Verbalで高得点を取るのは英語圏の在住が長くないとおそらく厳しいため、トップ10以上のスクールを目指すのであれば、満点の51か50を目指したいところです。
IR
OGのAppを購入した時にIRのダウンロードができるので、それを練習問題として使えます。Prep(GMATを申し込んだ時についてくる二回分の練習問題)と合わせて3セットを解いて復習まで行えば、だいたいの形式が分かり、解けると思います。個々の問題自体はそこまで難しくはありませんが、時間がかなり限られているので、満点の8.0を取るためには問題文を早く正確に読むための練習も必要になります。
AWA
AWAのテンプレートを暗記して、同じようなフォーマットで書くのが安定すると思います。私は下記のgmatclubに載っていたテンプレートを使い、数回GMATの練習問題を解いて対策しました。文法ミスで点数が引かれることもあるようですので、Y.E.S.等のライティングを見てくれる予備校やサービスを使い、自分がどこの文法に弱いかを知って、文法ミスを減らすことが点数を伸ばすことに繋がるかと思います。
次のステップ
TOEFL、GMATに目処がついたら、早めに推薦状の依頼を誰にするかを考え始めます。推薦状についてはMBA受験 – 推薦状を誰に、いつ、どうやって頼むか をご覧ください。
全体像はこちら>> 海外MBA受験から留学開始までのまとめ