多くの日本人MBA受験生が苦しむTOEFL。トップスクール合格では 105 点が一つの目安として言われており、HBSでは109 点を要求しています。私も苦しみ、計8回受けることになりました。TOEFLについては、100点を超えてからは下記のように進めると効率的かと思います。
目次
Reading
Readingは25点くらいから上は単語力が必要となってきます。単語帳の3800を用いて、Rank 4 まで覚えると、単語の問題で落とすことがほぼなくなると思います。GMATよりも読み易い文章なので、GMATのRC対策をしていけば読解力が上がり、点数が28点以上で安定すると思います。105点以上を狙うには29か30が欲しいセクションです。
Listening
リスニングはとにかく量を聞くことが必要で、最も早めに対策を始めた方が良いです。TOEFLの場合は人文学から自然科学まで扱われる分野の範囲が広く、聞いてイメージが湧く単語を増やさないと、なかなか高得点が取れません。特にリスニングは1問がほぼ1点くらいの割合ですので、28点以上の高得点を取ろうとすると、落とせるとしてもダミー問題を除いて3、4問です。きちんと聞けていないとひっかけられる問題もあるため、TOEFLのリスニングの問題集で問題に慣れるのも良いかと思います(私はそこまで行っていなかったため、リスニングが25 – 28で振れていました)。
Speaking
スピーキングは問題の形式が独特なため、ある程度テンプレートで対策をした方が良いかと思います。下記のテンプレートが使いやすかったため、利用していました。
Writing
ライティングも同じくテンプレートに沿って書くと良いと思います。Y.E.S.に通っているのであれば、テンプレートに沿って書くことで、27点は安定して取れます。
105点以上を狙う人へのアドバイス
TOEFLはSpeakingで高得点を取ることが難しく、多くの場合は109点を取るためにReading, Listening, Writingで9割以上を取ることが求められます。そして、100点まではあるセクションで高得点を取れば良い「いかに点を取るか」の攻めのゲームですが105点からは「いかに点を落とさないか」の守りのゲームになり、ストレスが増します。
仕事をしながらでの勉強となるため、100点からは1ヶ月で1点、くらいのペースでスケジュールを引いておいた方が良いかと思います。
次のステップ
MBAの応募では多くの大学がGMATというテストのスコアも要求してきます。GMATの対策については下記をご覧ください。
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