縁があり、エリエス・ブック・コンサルティングの土井英司さんの講演を聞く機会があった。彼の講演が非常に刺激的だったので、共有したい。
- 売れる本を作るためには、供給を1にすること。強み x らしさ、で自分にしか書けないものを書く
- 人は究極的に自分にしか関心がない。相手が無視できない、相手を利することから話す
- 人が知っていると感じ、感情に刺さるようなタイトル、内容にする
- さおだけやはなぜ潰れないのか、は「さおだけや」というややマイナスのイメージと「潰れない」というプラスのイメージが同じ文脈にあるため、人は認知的不協和を起こして、手に取りたくなる
- 「ユダヤ人大富豪の教え」は実はお金に対する考え方の本だが、入り口は入りやすくしている。興味を持たせるため、あえて最後の伝えたいメッセージを前面に出していない
- 今、何が売れているかをみれば、未来が予測できる
- 具体的、パーソナルなストーリーを語る
- 人が何を大事にしているのか、何にお金を使っているのかを理解する
- 人がなぜあるものを大事にしているのかを知るために、経験することにお金を使う。ファッション、自動車、マンション投資など、やってみてわかることが多い
- お金を払うということは一定の距離を取りたい時
- 人の能力は、遺伝要因 x 環境 x Resilience。早く挑戦して、失敗して、立ち直り、学び、次の挑戦をした方が良い
- 理詰めで行って、最後は自説を持つ
- 出版は個人のIPO。1冊で伝えられる範囲は限度がある。本を継続的に出すことで、考え方を広めることができる
お金を経験するために投資する、人の関心を理解する、具体的かつパーソナルなストーリーを語る、など過去に出席した中谷彰宏さんのセミナーで学んだ内容と共通するところも多かった。時間とお金を自分に投資して、常に成長し続ける人が自分の成し遂げたいことを成し遂げられる、というのは言うは易しで、いかにそれを仕組み化するかが鍵だと感じた。