ハーバードビジネススクール(HBS)を卒業した後の海外での日々。マーケティング、MBA、海外生活など。

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New Venture Competition

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HBSでは毎年New Venture Competitionというビジネスプランコンテストを行っている。エントリーにはHBSの卒業生または在校生がチームにいることが必要で、賞金総額は$300,000相当とビジネススクール主催にしてはかなり大きなコンテストだ。在校生の営利目的のベンチャー、非営利目的ベンチャー(NPO等)、卒業生の営利目的のベンチャー、の計3つのコースがあり、在校生は在校生のコースへ応募することができる。審査は主にビジネスプランの書類とプレゼンテーションで行われ、各コースについて最終選考に残った4チーム(ファイナリスト)、計12チームがBurdenという大講堂でピッチをする機会を得る。

4月26日(火)はファイナリストによるピッチをする日だった。日本人留学生のはるうみさんが創業したNature.Incが営利目的ビジネスのコースでファイナリストとして選定され、90秒のピッチを行った。結果は惜しくも受賞はならなかったが、100を超える応募の中から最終4チームまで残ったのは大きな実績であり、この実績が今後のPRや資金調達に繋がるのではないかと思う。

ビジネスコースでの優勝者は肺がんの検査キットのビジネスであった。プレゼンテーションを聞く限り、小型で、扱いやすく、コストも安く、しかも市場も大きいという。90秒のプレゼンでポイントのみなので詳しいメカニズムは聞けなかったが、もしこれが本当ならばかなり革新的な技術だ。

卒業生の部、在校生の営利目的、非営利目的ベンチャーの部のファイナリスト12チームの中で、女性向けの健康相談のPeer to PeerサービスやTelemedicineなどヘルスケア関係のビジネスが6チームを占めており、あらためてボストンがヘルスケアに強いことを実感した。

HBSはEntrepreneurshipに力を入れており、New Venture Competitionに加えて、Rock Summer Fellows (夏休みの間、スタートアップに挑戦しようとする人を金銭的にサポートする制度)、iLab (スタートアップに関心を持つ人へオフィスを提供したり、様々なセミナーやネットワーキングの機会を提供する施設)など支援する仕組みがある。HBSで過ごす1年9ヶ月はリスクフリーな期間なので、これらの機会をフルに使って起業準備に充てるのも一つのHBSの過ごし方だ。

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