海外MBA受験では学費や生活費に加えて、試験、予備校、大学応募費用など受験の準備のためにも費用がかかります。
具体的には、①テスト受講費用、②スコアメイクのための予備校代、③エッセイカウンセラー代、④インタビュー対策代、⑤大学応募費用、⑥学校調査費用、がかかります。
事例として、私が合格までに実際に使った受験費用の内訳と詳細は以下になります
受験費用の内訳
- テスト受講費用:
- TOEFL 9回: $230 x 9 = $2,070
- GMAT 3回: $262 x 3 = $ 786
- 参考書等 : $300
- スコアメイク予備校
- Y.E.S. : 200,000円
- エッセイカウンセラー
- 江戸義塾 : 300,000円
- インタビュー対策
- Vince : 51,480円
- Matthew : 60,000円
- Ed : 23,500円
- 大学応募費用(6校)
- 応募費用 : $1,560
- スコア送付 : $ 360
- 学校調査費用
- スクールビジット: $1,000
計: 約136万円
以上のように、GMAT/TOEFLの試験費用 36万円、TOEFL/GMAT 予備校費用 20万円、エッセイカウンセラー費用 30万円、インタビュー対策費用 14万円、受験費用 24万円、スクールビジット費用 12万円で1$ = 120円で計算すると約136万円になります 。
テスト受講費用
テスト受講費用は受験生によって変動が大きい部分です。英語圏の在住もしくは留学歴がある人は1、2回のテストでTOEFLの必要点数をクリアすることもありますが、多くの留学歴が1年以下の人はTOEFLで105点を取ることに苦しみ、TOEFLは10回程度受けることが多いようです。
TOEFLについてはETSのサイトから試験を購入することもできますし、中国サイトを探せば本試も手に入れることができますので、あまり何回も本番を受けるのではなく、家で練習をするのが良いかと思います。
GMATについては年間5回までしか受けられませんので、GMATの公式サイトで手に入るPrepである程度目標に近い点数が出るようになってから受けた方が良いと思います。また、Manhattan GMATを購入するとPrepに加えて問題がさらに手に入ります。
注意点ですが、TOEFLもGMATもキャンセルや日程変更で手数料がかかります。私は出張でTOEFL、GMATともに受けていないのに1回分無駄に支払ってしまいましたので、キャンセル可能な日程の確認はご注意を。
GMATのための予備校
私はY.E.S. という御徒町にある予備校で文法、Writing、Sentence Correction (SC)の授業を取り、3講座合計で20万円でした。特に文法は曖昧であった部分をクリアにしてくれると同時にSC対策にも繋がり、非常に価値のある授業だったと思います。
エッセイカウンセラー
江戸義塾の10時間パッケージコースを購入して、自己分析時のブレスト、エッセイネタ出し、エッセイ作成、応募用紙作成、を行いました。
加えて、グループディスカッションなどのエドが単発で行う講座にも数回行きました(パッケージを購入していたため半額になり、5,000円になりました)。
エド先生は人気のため、トップスクールを狙うのであれば、早めに連絡をしておさえた方が良いと思います。
インタビュー対策
私はAGOSと提携をしていたVinceのハーバード用インタビュー対策講座を受け、その後、Mattewという個人でインタビュー対策をスカイプで行なっている人と4時間程度のセッションを行いました。
費用をいかに賄うか
社費の場合は会社が受験費用も出してくれる場合もあるようなのですが、私費の場合は基本的に全て持ち出しとなります。
留学費用をまかなうためには、奨学金を受給するのが一つの方法です。奨学金を獲得する方法については下記のページをご覧ください。
奨学金について >>MBA受験 – 奨学金をいかに獲得するか
MBA留学全体について >> 海外MBA受験から留学開始までのまとめ