MBAへの応募でも奨学金の応募でも肝となるのはエッセイです。僕は江戸義塾のエドと相談しながらエッセイを作り上げていったのですが、彼からもらったアドバイスは、多くの人に役立つと思いますので共有いたします。
目次
エッセイの基本方針
- ユニークさや自分の強みを伝える。経験、価値観、強み、何が自分をユニークにするのか。アイデアが肝。
- 具体的な例を用いて、「生々しく」ストーリーを伝える。抽象的な話ではなく、自分の体験や感じたこと、学んだことを書く。
- 数字や結果の話を入れる
- レジュメと整合性のあるストーリーにする
- ProfessionalとPersonalな話の両方が伝わるようにする
エッセイのテクニック
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- 一番最初のセンテンスと一番最後のセンテンスの話を繋げる
- あることをする前と後、自分と同じ職種の人との違い、のような比較の話が分かりやすい
- Why MBA? では具体的な授業名、教授名、などを入れてきちんと学校について調べていることを示す
- Transition wordを使って、流れをより分かりやすくする
- 不要な副詞は使わない (successfulなど)。数字や事実で語れば良い
- Activeな動詞を用いた表現の方が強く聞こえる (Aim/Plan > Hope)
- 短縮系は使わない (I’m I can’t -> I am, I cannot)
エッセイの仮説検証をする
上記のエドからもらったアドバイスに加えて、第一志望の大学に関しては、自分のネットワークを使い、在校生または卒業生にカウンセラーと詰めた後のエッセイを見てもらう、またはエッセイの方向性を話すことを強くお勧めします。
在校生が読めば、おそらく通らないだろうな、とすぐに分かるようなエッセイを出して落ちるのはもったいないです。
一方で、在校生や卒業生にとってはエッセイを読んでアドバイスをするのはそれなりの時間がかかるので、知り合いでない限り、生煮えのものを見せたり、エッセイカウンセラー代わりに依頼することはなるべく避けましょう。
在校生・卒業生にとっては、エッセイを読んで、この人のバックグラウンドや価値観ならば何をどう伝えるかのが良いかを考え、アドバイスをどう伝えるかを考えて、メールまたは対面で話して、としていると簡単に数時間以上のタスクになってしまいます。エッセイのレビューの依頼をする時には、お互い真剣勝負だというつもりで依頼をした方が良いと思います。
次のステップ
エッセイを書き終えたらいよいよ応募と面接対策です。受験の全体像は「MBA – 受験から卒業までの流れ」をご覧ください。