はじめての留学は色々とわからないことが多く、生活の基盤をつくるのにも時間がかかることもあるかと思います。僕がアメリカでの学生生活のセットアップについて、行ったことをまとめてみます。
目次
空港に着く前にできること
公共交通が何かと不便なアメリカではカーシェアリングサービスのUberとLyftが非常に便利です。アメリカの空港に着いてすぐに利用できるよう、日本でインストールしておくと現地についてからスムーズかもしれません。
学生証と寮の鍵の入手
まず始めにすることは学生証と住む場所の鍵の入手です。
僕はBoston University(BU)で4週間のpre-MBAプログラムを受講するため、学生証を発行してもらいました。BUの学生証はカフェテリア地下のTerrierカードの配布場所で発行してもらえ、10分弱で得ることができました。
寮の鍵はBay State RoadにあるHousingを管理している場所で入手しました。寮に入るためには学生証と寮の鍵が両方必要なため、可能であれば学生証発行→寮の鍵、の方がスムーズです。
銀行口座の発行
ATMの場所と数からBank of AmericaがBUそしてHBSで扱うのに最も便利かと考え、Harvard SquareにあるBank of Americaで口座を作りました。
必要なものはパスポート、i20と学生証。Checking Account(当座口座)とSaving Account(普通預金口座)の両方を作りましたが、口座に関わる様々な説明と手続きの待ち時間のため、1時間半程度かかりました。
その場で暫定的なデビットカード(後払いではなく、その場で当座口座から引き落とすカードです)を発行してもらえ、現金を入れることで有効化できます。あとの携帯電話の購入のことがあるため、可能であれば$1000程度の現金をchecking accountにその場で入れられると後が楽になるかと思います。
アメリカにはじめて来る方の場合、クレジットヒストリーと呼ばれる信頼情報がないため、最初はデビットカードを使う方が多いかと思います。
携帯電話の取得
銀行口座の次は、携帯電話です。
Verizonが最も電波がBostonで良いということから、同じくHarvard SquareでVerizonからiPhone 6Sを購入しました。今だけ1GBのプランが$70から$60になるということで1GBのプランを購入。通話し放題ですが、1GBで$70というのは日本の基準からするとやや高いです。
Verizonはボストン大学とは学割もないとのこと(実はハーバードとはあるので、ハーバードへ転入後は申請するとディスカウントしてもらえます)。手続きでここでも1時間半くらいはかかりました。
日本のクレジットカードでは決済できなかったので、先に銀行口座を作り、デビットカードを入手しておく方が安心です。iPhone 6 Plusの$399に加えてケースと液晶カバー、手数料、税金を入れて計$500超。結構大きな買い物になります。
Amazon, AppleのUSアカウント取得
アメリカでの住所とクレジットカードもしくはデビットカードがあるとAmazon、AppleのUSアカウントが取得できます。日本のアカウントにもアクセスができますが、どちらも生活に便利なので、アメリカのアカウントも作っておいた方が良いと思います。
特にAmazonは学生に無料でお急ぎ便を提供してくれているので、お買い得ですし、日本のアマゾンでプライムの方もアメリカでの学生会員になる価値はあるかと思います。
日用品の買い出し
CVS/Wallgreenといったドラッグストア、あるいはTrader Joes、Wholefoodsといったスーパーマーケットが日用品の買い出しに便利です。
Commonwealth通り、あるいはHarvard SquareにあるCVSでペン、ノート、薬、歯ブラシ、ハンガー、洗濯袋、などの勉強と生活に必要な小物をある程度は揃えることができます。布団などは専門店へ行き、ベッドパックを購入しました($69)。
家具の購入
家具を揃えるのはAmazonとIKEAが便利ですので、早めに必要な家具を注文してしまいましょう。
まとめ
とにもかくにも、学生証、部屋の鍵、銀行口座、携帯電話がないと様々な点で困りますので、まずはこの4点を到着の当日と翌日には揃えましょう。
アメリカは日本と同じくネット通販が発達しているので、家具はAmazonとIKEAを利用すると楽に手に入ります。